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「DPL名港弥富II」着工、中継拠点として利用見込む

2021年3月12日 (金)

拠点・施設大和ハウス工業は12日、愛知県弥富市で建設中のマルチテナント型物流施設「DPL名港弥富I」の隣接地で、同じくマルチテナント型の「DPL名港弥富II」を15日に着工すると発表した。I・IIともに2022年5月31日に完成する見通し。

まもなく着工する「DPL名港弥富II」は、延床面積7.8万平方メートルの地上3階建て。1フロアあたり2.2万平方メートルの賃貸面積を有し、各階2社、最大6社の入居に対応する。

開発地は伊勢湾岸道湾岸弥富インターチェンジ(IC)まで0.7キロ、名古屋第二環状自動車道飛島北IC(21年5月開通予定)から6.5キロに位置し、東海・中部地域と名古屋市中心部にアクセスしやすい立地。愛知県は東海・北陸地域に分散する物流施設を集約する拠点として根強い需要が見込まれるほか、関東・中部・関西地域をカバーする中継物流拠点としての役割を果たせることから、「DPL名港弥富II」を24時間稼働対応とし、トラックドライバーが常時交代できる拠点として提供する。

このほか、構内への乗り入れや重機の往来などに適した低床倉庫を全フロアで採用し、45フィートトラックが最大99台接車できる両面バースを1階に配置する。

■DPL名港弥富IIの概要
所在地:愛知県弥富市駒野町1-3
交通:伊勢湾岸道湾岸弥富ICまで0.7キロ
敷地面積:5万3020.87平方メートル
延床面積:7万8329.95平方メートル
構造・規模:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)3階建て
設計・施工:フジタ
着工日:2021年3月15日
竣工日:2022年5月31日
総事業費:110億円

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