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富士山MS、図書館流通センターと業務提携

2021年3月26日 (金)

荷主富士山マガジンサービス(富士山MS)は26日、丸善CHIホールディングスの完全子会社で図書館用書籍の販売事業などを展開する図書館流通センター(TRC、東京都文京区)との業務提携契約を発表した。また、富士山MSの取締役とその資産管理会社が、カルチュア・エンタテインメント(CE、品川区)から株式の譲渡を受けることなども発表した。富士山MSはCEの親会社であるカルチュア・コンビニエンス・クラブの持分法適用関連会社。

富士山MSはすでに紙雑誌の図書館向け定期購読サービスに関してTRCと協業関係にあるが、TRCがCEの所有する富士山MS株の10.56%を市場外の相対取引で譲り受けることを機に、提携関係の強化を決めたという。4月以降は、富士山MS代表取締役社長の西野伸一郎氏が現在の株主順位2位から1位となり、2位以降はTRC、富士山MS取締役の神谷アントニオ氏、CEと続く。

富士山MSとTRCは今後、電子図書館事業や、既存の紙雑誌の図書館向け提供サービスなどを拡大するとしている。