横浜冷凍、長崎物流センターで省エネ化工事

拠点・施設横浜冷凍は30日、このほど長崎物流センター（長崎市）の省エネ化リニューアル工事を完了したと発表した。高効率自然冷媒冷凍機の導入により、電気使用量は従来比で30％削減する。同センターの敷地面積は1万9800平方メートルで、冷蔵収容能力はF級1万2494トン。

同社は新設物流センターへの自然冷媒冷凍機の導入に加えて、既存物流センターの省エネ化を推進しており、過去10年間で貨物取扱量が42％増となったのに対し、電気使用量は19％増に抑えているという。今後は「サステナビリティビジョン2030」で掲げた、「自然冷媒導入率80％以上」「収容能力あたり温室効果ガスの15年比40％減」などの目標達成を目指す。