国際オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)は1日、アジア域内ネットワークを強化する2つの新サービスを開始する、と発表した。
新サービスのうち、4月5日のレムチャバン発から開始する「CTP」は、従来のタイ-ベトナム-フィリピン(TPV)を改編し、リージョナルコンテナラインと共同運営で提供するもので、新たに中国と韓国へと寄港先を拡大、2700TEU船4隻で運営する。上海からレムチャバンまでを6日間で結ぶ。
寄港地は「青島–釜山–上海–レムチャバン–カイミップ–マニラ–青島」のローテーション。
また「CIM2」サービスは4月19日に開始される。OOCL、ゴールドスターラインズと連携し、既存のCIMサービスを補完する形で中国各地とインドネシア、マレーシアを結ぶ。投入船舶は2800TEUと4250TEU合わせて4隻。青島発のOOCLによる運航からスタートする。
寄港地は「青島-上海-寧波-ダチャン湾-ジャカルタ-スラバヤ-ポートケラン-青島」のローテンションとなっている。