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スズケン、「ペマジール」の国内流通単独受託

2021年4月6日 (火)

メディカルスズケンは2日、傘下のエス・ディ・コラボがインサイト・バイオサイエンシズ・ジャパンの胆道がん治療薬「ペマジール錠4.5mg」の流通を単独で受託すると発表した。受託業務は5月下旬から開始される。

エス・ディ・コラボが一社受託するのは、米国デラウェア州のインサイトコーポレーションが開発した「がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道がん」向け治療薬で、日本国内でメーカー物流から卸までの流通を単独で請け負う。

インサイトは3月23日に「がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道がん」を効能・効果として、「ペマジール」の製造販売承認を日本国内で取得している。

ペマジールのメーカー物流から卸流通までをスズケングループが一手に担う利点として、同社は「国内流通在庫の偏在を最少化し、適切な温度帯での保管・輸配送と安定供給を実現する」点をアピール。メーカー物流センターの保管・管理をエス・ディ・ロジが担い、メーカー物流センターから卸物流センターまでの輸配送は中央運輸を中心とした医薬品共同配送ネットワークが、卸流通はスズケングループの医薬品卸7社がそれぞれ受け持つ。