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日本トランスシティ、20年度は営業利益33%増

2021年5月13日 (木)

財務・人事日本トランスシティが13日に発表した2021年度3月期の通期連結決算は、売上高が前年同期比0.4%減の1011億7300万円、営業利益が33.1%増の44億4100万円、最終利益が52.8%増の46億3600万円となった。

売上高は第1四半期の停滞が影響したものの、年間を通じて倉庫業が堅調に推移。下半期に港湾運送業と国際複合輸送業も順調に回復したことで、微減にとどめた。利益面はコスト削減、顧客のサプライチェーン維持のための輸送手段変更などにより大幅な増益となった。

事業別の売上高は倉庫業が422億3300万円(0.8%増)、港湾運送業が212億3400万円(1.4%減)、陸上運送業が181億6700万円(4.4%減)、国際複合輸送業・その他が185億4400万円(2.4%増)だった。

今期の予想は売上高1030億円(1.8%増)、営業利益39億円(12.2%減)、最終利益33億円(28.8%減)。利益面については、前期に発生した子会社の組織再編に伴う税金費用減などがないことから、減少を見込むとしている。