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佐渡汽船1Q決算、21年度は損失拡大のスタート

2021年5月14日 (金)

財務・人事佐渡汽船が14日に発表した2021年12月期第1四半期(1-3月)の連結決算は、売上高が17億1700万円(前年同期比2.5%増)となった一方、利益面は営業損失が111億1100万円(前年同期は9億1900万円の損失)、最終損失が11億2600万円(同9億3000万円の損失)となった。売上高は国からの補助金増によって増加したものの、新型コロナウイルス感染症の拡大により、今期も赤字からのスタートとなった。

主力の海運事業や一般貨物自動車運送事業は、いずれも営業損失を拡大。コロナ禍に加えて、前年度に船舶の譲渡に向け耐用年数の変更を行ったことで、減価償却費が増加したことなども影響した。

なお、通期の業績予想については「感染症拡大の影響を合理的に見積もることが困難」として、引き続き発表を見送っている。