主要コンテナ航路、北米往航2割増・欧州5％減

調査・データ日本海事センターがこのほど発表した主要コンテナ航路の荷動き動向（速報）によると、アジアから米国に向かう北米往航（2021年2月）のコンテナ取扱量は前年同月比23.4％増の148万2231TEUで、8か月連続のプラスとなった。中国（塩田）-ニューヨーク間の1TEUの運賃（は129.6％増の5350米ドルで、10か月連続のプラス。

北米復航の取扱量（20年12月）は4％減の51万5719TEUで、2か月ぶりのマイナス。ニューヨーク-中国（塩田）間の運賃（21年2月）は16.3％増の930米ドルで、10か月連続のプラスだった。

一方、アジアから欧州に向かう欧州往航（21年1月）はのコンテナ取扱量は4.9％減の147万3176TEUで、2か月連続のマイナスとなった。中国（塩田）-英国（フェリックストウ）間の1TEUの運賃（21年2月）は299.2％増の4990米ドルで、9か月連続のプラスだった。

欧州復航の取扱量（21年1月）は3.3％減の60万8938TEUで、3か月連続のマイナス。英国（フェリックストウ）-中国（塩田）間の1TEUの運賃（21年2月）は51％増の1480ドルで、15か月連続のプラスだった。