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JR貨物、5月のコンテナ輸送は8%増

2021年6月15日 (火)

調査・データJR貨物が15日に発表した5月の輸送動向によると、輸送量はコンテナが141.4万トン(前年同月比8%増)、車扱が47.2万トン(9%増)で、合計は188.7万トン(8.2%増)となった。

コンテナ貨物は新型コロナウイルスの影響を受けた前年と比べて、エコ関連物資と食料工業品を除く全ての品目で上回った。積合せ貨物が、EC需要拡大やブロックトレインの運転開始などにより好調を維持し、化学工業品や化学薬品は自動車生産の回復による原料需要増で前年を上回った。

エコ関連物資は、一昨年の台風19号に関する災害廃棄物輸送の終了が影響して前年を下回った。食料工業品は、飲食店の営業規制によるビール類の需要低下で前年並みとなった。

車扱では、昨年の外出自粛の反動から揮発油が増加。生産調整が緩和されたことから鉄鋼も増加した。