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セメント好調で車扱3.6%増、JR貨物・6月

2019年7月18日 (木)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が17日に発表した6月の輸送動向によると、6月はコンテナが169.3万トン(対前年同月比3.6%減)、車扱が62.7万トン(3.6%増)の合わせて232.1万トンで前年から1.7%減少した。

コンテナは先月に引き続きエコ関連物資が好調で前年を上回ったものの、九州地区向け清涼飲料水が低調だったことで食料工業品が減少、米中貿易摩擦の影響を受けている化学工業品、化学薬品も大幅な減送となるなど、先月から好不調を引き継ぐかたちとなった。

一方で、車扱はガソリン需要が落ち込んだことから石油が前年を下回ったものの、セメントは定期修繕期間を終えたことで好調な発送となった。

扱別品目19年6月実績前年実績増減前年比
コンテナ農産品・青果物9499-595.1%
化学工業品156170-1492.2%
化学薬品111121-1091.3%
食料工業品307324-1794.7%
紙・パルプ198200-298.8%
他工業品128137-993.7%
積み合わせ貨物233239-697.4%
自動車部品7778-199.9%
家電・ 情報機器3637-196.9%
エコ関連物資49409121.7%
その他303310-797.7%
コンテナ計16931756-6396.4%
車扱石油386390-499.0%
セメント・石灰石12010416116.2%
車両62602102.8%
その他59518114.5%
車扱計62760522103.6%
合計23202361-4198.3%
※単位:千トン