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スカニアのハイブリッド車両、ウォッカ企業が導入

2021年7月9日 (金)

国際スウェーデンのスカニアはこのほど、同国を代表する酒造業者の1つであるアブソルート社が、南部のオーフスの工場から輸出港までの「アブソルート・ウォッカ」の輸送に、スカニアのハイブリッド電気トラック「P320」を使用すると発表した。同社は国内外に向けて毎日60万本のウォッカを出荷しており、二酸化炭素排出量と騒音の大幅な削減につながるとしている。

アブソルート社と地元の運送会社の共同出資により、運送会社のトラックを3台のハイブリッド電気トラックに切り替え、ディーゼル車に比べて二酸化炭素排出量を90%以上削減する。アブソルート社は2030年までにウォッカの製造と販売に伴う二酸化炭素排出量を実質ゼロ化する考えで、すでに生産時の排出量については98%を削減しているという。

(出所:スカニア)