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ホワイト物流、意見交換促す「集いの場」開設へ

2021年7月29日 (木)

ロジスティクス国土交通省など3省が共同で取り組む「ホワイト物流」推進運動事務局は8月23日、推進運動のポータルサイトに、賛同する企業・団体同士の出会いや連携を支援し、物流生産性向上に向けた意見交換を促すための掲示板を「集いの場」として開設する。業界や業種にかかわらず、物流に関する困り事や要望などを投稿できるようにするもの。

なお、利用するためには「自主行動宣言」の提出と、利用管理者登録が必要。宣言を提出した担当者のメールアドレスには、すでに案内を送信しているという。

ホワイト物流推進運動は、荷主と物流事業者が連携してトラック輸送の生産性向上や物流効率化、女性や高齢ドライバーが働きやすい「ホワイト」な労働環境の実現を目指して国土交通省、農林水産省、厚生労働省が共同で取り組んでいるもので、6月末時点の賛同企業数は1239社に達した。

企業は業界の商慣行や自社の物流に関する業務プロセスの見直し、社会的責任の遂行といった取り組み内容を明示した上で「自主行動宣言」を定め、賛同の意思を推進運動事務局に伝える。事務局は特設サイト上で賛同企業名やそれぞれの企業から提出された取り組み内容を掲出・公開している。