ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

6月時点のトラック死亡事故、過去5年で最少ペース

2021年7月29日 (木)

調査・データ全日本トラック協会によると、事業用トラックが第一当事者となった6月の交通死亡事故件数は11件(前年同月比11件減)で昨年の半数となり、3か月連続の増加から減少に転じた。車種別の内訳は大型4件(9件減)、中型4件(1件減)、準中型2件(1件減)、普通1件(増減なし)。

なお、6月末までの合計は10件減の93件で、累計でも減少に転じたことになる。内訳は大型49件(9件減)、中型28件(3件増)、準中型13件(5件減)、普通3件(1件増)。6月末時点で死者数が100人を下回ったのは2017年以降初めて。

全日本トラック協会が国の方針を受けて定めた「トラック事業における総合安全プラン2025」では、トラック運送事業の取り組み目標のひとつとして、25年までに「死者数と重傷者数の合計を年間970人以下」に抑えるという項目が掲げられている。