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サカイ引越1Q、コロナ禍の特別手当などで減益に

2021年7月29日 (木)

財務・人事サカイ引越センターが29日発表した、2022年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比8.0%増の278億3600万円、営業利益が同14.0%減の35億9800万円、経常利益が同15.7%減の36億4800万円、四半期純利益が同23.0%減の21億7100万円となり、第1四半期としては2年ぶりに増収を確保したものの、2年連続で減益となった。

引越の作業件数や単価の上昇により売上高が堅調に推移したものの、新型コロナウイルス感染症が拡大するなかで、外注費の増加や社員への特別手当支給などの施策が収益を圧迫した。

22年3月期の通期連結業績予想については、ことし5月7日に公表した数値を据え置いた。

 22/3/1Q [前年同期比]21/3/通期 [前年同期比]21/3/3Q [前年同期比]21/3/中間 [前年同期比]
売上高27,836 [8%]100,333 [-0.5%]70,079 [-1.4%]48,137 [-3.1%]
営業利益3,598 [-14%]11,132 [-0.5%]7,128 [-13.7%]5,891 [-14.1%]
最終利益2,171 [-23%]7,697 [-14%]5,152 [-5.1%]4,070 [-10.4%]
売上高営業利益率12.9%11.1%10.2%12.2%