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日立物流1Q、国際フォワーディング復調し2割増収

2021年7月30日 (金)

財務・人事日立物流が7月30日に発表した2022年3月期第1四半期連結決算(21年4-6月期)は、国際物流の復調を受けて売上高が20.9%増(前年同期比)の1780億円、調整後営業利益が46.6%増の102億円、四半期利益は21.8%減の49億円となった。

国際物流部門でフォワーディング事業や自動車関連顧客を中心とした物量が伸び、部門利益が3倍となったほか、国内物流も取扱量が回復した。通期は売上高6900億円(前期比5.8%増)、調整後営業利益375億円(2.1%増)、当期利益215億円(10.2%減)を見込む。

期中には、輸送事業者が抱える「ドライバー安全管理」の強化を支援する新サービス「SSCV-Safety」(SSCVセーフティー)を立ち上げ、経済産業省からは「DX認定取得事業者」の選定を受けた。

物流拠点の自動化も積極的に進め、2月に稼働を開始した「東日本第二メディカル物流センター」では、ケース順立てをAGVで実施。汎用物流センター向けの「新ケース仕分け設備」を開発し、9月にも実導入を見通す。