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東洋水産1Q、減収減益も冷蔵事業は宅配増で増益

2021年7月30日 (金)

財務・人事東洋水産が7月30日発表した、2022年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比2.3%減の836億4000万円、営業利益が同19.1%減の83億9900万円、経常利益が同18.7%減の89億9600万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同23.3%減の64億4000万円で減収減益となった。

主力の即席麺事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛の影響が色濃く出た前期の反動などで苦戦した。しかしながら、冷蔵事業がコロナ禍による「巣ごもり需要」の効果で冷凍食品や農産物の入出庫物量が増加し、宅配の付帯作業などの取り扱いも堅調に推移したことから、大きく利益を伸ばした。

2022年3月期の通期連結業績予想については、ことし5月14日に公表した数値を据え置いた。