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ゼロ通期、港湾荷役事業黒字化で5期ぶり増収増益

2021年8月6日 (金)

財務・人事ゼロが5日発表した2022年6月期連結決算は、売上収益が前期比3.0%増の921億7100万円、営業利益が同45.1%増の53億3200万円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同52.7%増の36億2600万円となり、5期ぶりの増収増益となった。

港湾荷役事業は、バイオマス発電プラント用資材やバイオマス発電燃料の荷役を受託したことから増益となった。運輸・倉庫事業も、新規顧客の獲得が奏功し収益を押し上げ、港湾荷役事業は前期の赤字から一転、黒字を回復した。

2022年6月期の連結業績予想は、売上収益が950億円、営業利益が47億5000万円、親会社の所有者に帰属する当期利益が32億円で、増収減益を見込む。東南アジアにおける新型コロナウイルス感染症の再拡大による自動車部品供給の停滞で自動車生産が落ち込み、車両輸送や整備点検案件の受託が落ち込む可能性があると予測している。