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ハマキョウレックス、新規受託拠点寄与し増収増益

2022年5月11日 (水)

財務・人事ハマキョウレックスが11日発表した2022年3月期連結決算は、営業収益が前期比5.2%増の1250億9400万円、営業利益が5.2%増の111億1400万円、経常利益が9.6%増の119億5700万円、親会社株主に帰属する当期純利益が10.7%増の71億1700万円だった。

物流センター事業は、営業収益が前期比7.6%増の769億6300万円、営業利益は13.0%増の93億1000万円で増収増益だった。物流センター運営の充実と新規に受託したセンターが順次業績に寄与。2021年2月の栄進急送とマルコ物流の子会社化も収益を押し上げた。

貨物自動車運送事業は、営業収益が1.6%増の481億3100万円、営業利益が22.3%減の17億9800万円で増収減益だった。特別積み合わせ事業の物量が新型コロナウイルス感染拡大の影響などから回復傾向にあったことなどから増収を確保した。営業利益については営業収益の増加や積載率の向上、輸送コストの抑制に取り組んだものの、燃料単価の上昇が響き減益となった。

2023年3月期の連結業績は、営業収益が1320億円、営業利益119億円、経常利益124億円、親会社株主に帰属する当期純利益73億円の増収増益を予想している。