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オイシックス、厚木の冷凍施設のキャパ増強へ

2021年8月12日 (木)

ORD 厚木冷凍ステーション(出所:オイシックス・ラ・大地)

フードオイシックス・ラ・大地は12日、物流拠点「ORD厚木冷凍ステーション」の拡張に向け、40億円の投資を決定したことを明らかにした。冷凍設備のキャパシティー拡大に向けたもので、2023年秋に稼働を開始し、出荷量はことし3月の3倍に増えるという。消費スタイルの多様化や新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた宅配ニーズの高まりで、冷凍食品の需要は今後も高水準で推移するとみられており、こうした動きに対応した取り組みだ。

同社は、設備の増強に際しては自動化も推進し、物流費用の削減に努める考え。また、環境負荷の低減に向け、太陽光発電設備の設置も検討する。

なお、同社は冷蔵拠点の「ニューORD海老名ステーション」についても設備増強を進めており、ことし10月に稼働する見込み。同じく40億円を投じて冷蔵キャパシティーを拡大しており、ことし3月比で2倍に増加するという。