ロジスティクス総合物流輸送ビジネスのビーインググループは30日、「運ばない物流」によるカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを公表した。生産地から消費地までの「モノ」の移動が最短になるよう設計された物流システムの具現化により、温室効果ガスの排出削減につなげる。
政府による「2050年までのカーボンニュートラル実現」の宣言もあり、脱炭素化の機運が物流業界でも高まるなかで、ビーインググループのこうした取り組みは、物流ビジネスにおける環境対応施策のあり方として注目を集めそうだ。

出所:ビーイング
物流インフラの共有により、輸送・配送距離の削減とともに物流センターの数や業務の合理化を推し進めることにより、トラック輸送などで使用する化石燃料やセンター運営コストの削減に貢献できるとしている。