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有機CMOSイメージセンサー市場、世界で年11%拡大

2021年9月15日 (水)

調査・データグローバルインフォメーション(川崎市麻生区)は15日、「有機CMOSイメージセンサー」の世界における市場規模について、2021年から2027年の間に年11.3%のペースで成長し、2027年には25億米ドル(2750億円)に達するとの予測を明らかにした。

有機CMOSイメージセンサーは、高感度かつ広いダイナミックレンジなどの特徴を持ち、低照度の環境下でもリアルな色と豊かな質感を持つ鮮明な画像を撮影することができるのが特徴だ。

カラーコントラストの向上や高画質化など多くの特徴があり、物流現場においても荷物管理をはじめとする多様な活用が進むとみられる。従来のイメージセンサーと比較して電池の消耗が早いことが、市場の抑制要因となっているとの指摘はあるものの、今後の技術革新やアプロケーションとの連携などにより、今後の市場成長が見込めると予測している。