国際三菱ふそうトラック・バスは9月29日、中東ヨルダンのふそう製品販売代理店であるモータービークル・トレーディング・カンパニーが、同国マダバ市で販売・サービス拠点を開設したと発表した。ヨルダン市場で最大規模の販売店。

▲新拠点の外観(出所:三菱ふそうトラック・バス)
新拠点は、複数の幹線道路に近接、国際空港や首都アンマンに接続しやすい立地で現地の物流事業者のニーズを支える。2万4000平方メートルの敷地に建築面積6000平方メートル超の建物を配置。最大6台の車両を展示できるショールーム、40以上の整備ストール、メンテナンスや修理に柔軟に対応する設備・機器を持つサービスセンターを備える。
また、従業員向けのトレーニングルームを設置し、国際的な基準に沿った高品質なサービスを維持する。新拠点の開設に合わせ、サービスの範囲を拡大するため、小型トラック「キャンター」を用いた移動式のサービス車両も導入した。
モータービークル・トレーディング・カンパニーは同国で70年以上の歴史を持つ大手自動車グループの傘下企業で、乗用車ブランドの販売・リースだけでなく不動産開発、物流事業も展開している。