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埼玉県の立地企業数が前年比50%増加、7-9月期

2021年10月15日 (金)

国内埼玉県は14日、ことし7月から9月まで3か月間の県内企業立地が15件となり、前年同期の10件から5件増加したと発表した。4-6月期との比較でも1件上回った。4月からの年度累計は29件。

内訳は食料品以外の工場が8件で最も多く、主な立地企業は高純度化学研究所(工場、川越市)、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(流通加工施設、飯能市)、首都圏アグリファーム(工場、入間市)、アキュラホーム(本社、さいたま市)など。2005年1月からの累計は1200件となった。

同県では、新たに土地を取得して工場などの操業を開始した企業向けに、不動産取得税相当額(限度額1億円)を交付する補助制度を用意しており、2021年度からは成長が期待できる産業分野として医薬品製造業・化粧品製造業、医療機器製造業・ヘルスケア関連事業、航空・宇宙関連事業、食料品製造業、新エネルギー・省エネルギー関連事業、輸送用機械器具製造業、ロボット・AI・IoT関連事業——を対象に、限度額を2億円に引き上げて補助制度を拡充した。