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大京、分譲マンションの各戸専用宅配ボックス開発

2021年10月19日 (火)

▲ライオンズスマートボックスの設置イメージ(出所:大京)

荷主大京(東京都渋谷区)は19日、分譲マンションの各玄関に設置する居住者専用の宅配ボックス「ライオンズスマートボックス」を開発したと発表した。ことし10月に着工した東京都葛飾区の物件に初導入する。

ライオンズスマートボックスは、フルタイムシステム(東京都千代田 区)と共同で開発した宅配ボックス。フルタイムシステムの提携事業者が、専用ICカードを使用して玄関先まで配達物を届けるため、居住者は自宅玄関で配達物を受け取れる。3つの収納スペースにより、クリーニングや食品など種類の異なる荷物にも対応できる。宅配ボックスの最上段には停電時にも解錠できる防災備蓄品専用の収納スペースを設け、在宅避難時に備える。

ボックスの解錠には暗証番号や専用ICカードが必要なため、「置き配」時の盗難や雨濡れなどの心配がない。ボックスに入りきらないゴルフバッグなどの大型荷物は、マンションのエントランスに設置された宅配ボックスで受け取れる。