ナスタ、宅配ボックスにIoTスマートキー標準採用

ロジスティクスナスタ（東京都港区）は21日、今春から同社の宅配ボックスにIoTスマートキー「ナスタスマートロック」を順次標準採用することを発表した。

「ナスタスマートロック」は、タッチパネルタイプと南京錠タイプの2種類が用意されており、宅配ボックスに近づくと荷物が入っていることを通知する機能や、パスワードレス解錠、受取・預入履歴確認（タッチパネルのみ）の機能が搭載されている。

同社は、19年春に福岡市で行った実証実験で、「カギを閉めてもらえなかった」「夜間に荷物を取り出す時に、カギを開けるのが手間だった」など、宅配ボックスに付属しているカギに関する意見・要望が多く、また昨今では、ポストから不在票が抜き取られ、記載されている暗証番号で宅配ボックスのカギが開けられてしまう事件も発生していることから、スマートキーの標準採用を決めたという。

▲（左）アプリ画面（右）南京錠タイプのスマートキー