セイワ、感染予防にライトと空調フィルター発売

▲エアコンフィルターの使用イメージ（出所：セイワ）

荷主セイワ（東京都江戸川区）は22日、カーライフの安心と安全を考慮した感染予防商品「UVC除菌ライト」「エアコンフィルター」を11月1日に発売すると発表した。物流現場でトラックなど車両に乗務するドライバーの感染予防にも貢献しそうだ。

UVC除菌ライトは、スタンレー電気が製造する深紫外（UVC）LEDを採用した除菌装置。エアコンフィルターに捕集した微生物（ウイルス、細菌、バクテリアなど）にUVC除菌ライトを照射することでDNA・RNAのらせん構造を変化させ、増殖機能を阻害することで除菌する。

UVC除菌ライトは、エアコンフィルターの上部に装着して12Vの電源を取るだけで装着が可能な仕様。簡単な装着と低コスト、高い除菌効果を期待できる。深紫外（UVC）LEDの波長を活用した除菌は、病院や公共施設にも導入されており、車内の除菌にも水平展開した形だ。

クーラーユニットから流れる空気に含まれる微生物をエアコンフィルターで捕集して16個の深紫外（UVC）LEDを面照射することで、車内のエアロゾル対策にも効果を発揮する。エアコンフィルターはウイルス相当の微粒子を72％以上捕集できることが分かっており、捕集した微生物に照射して効率的に空気を清浄化することができる。