カインズ、25年までに店舗・倉庫でカーボンゼロ

環境・CSRカインズは25日、「CO2排出量実施ゼロ」を目指す取り組みの一環として、25年までに自社店舗・オフィス・倉庫など建屋のカーボンゼロを達成した上で、50年までにサプライチェーン全体のカーボンゼロに向かうという達成目標を策定したと発表した。

同社は店舗照明のLED化など、省エネや廃棄物削減、リサイクルを促進しているほか、最近では店舗やオフィスへの太陽光パネル設置、電気自動車（EV）の導入などを進めているが、50年のカーボンゼロを達成するために中間目標として「25年までに自社店舗・オフィス・倉庫など建屋のカーボンゼロ」の達成を目指す。

具体的には、25年までに自社店舗・オフィス・倉庫などの建屋で「他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出」を対象にCO2排出量実質ゼロ達成を掲げる。ホームセンター業界では世界的に見てもトップ水準の目標を掲げ、自社店舗への太陽光パネル設置を引き続き進めるとともに、再生可能エネルギーの外部調達を進める。併せてEVの充電設備の設置も段階的に拡大する。

その後は50年までに「事業者自らによる温室効果ガスの直接排出」と「事業者の活動に関連する他社の排出」を包めた同社のサプライチェーン全体でのCO2排出量実質ゼロを達成するとともに、店舗のある「まち」のCO2排出量実質ゼロ達成にも寄与したい考え。

（カインズ提供）