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アルプス物流2Q累計、電子部品需要増で増収増益に

2021年10月28日 (木)

財務・人事アルプス物流が28日発表した2022年3月期第2四半期累計連結決算は、売上高が前年同期比25.4%増の561億3000万円、営業利益が同2.2倍の32億円、経常利益が同2.0倍の29億5800万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.1倍の17億1000万円で、第2四半期累計では5年ぶりの増収増益となった。

主力の電子部品物流事業は、自動車産業のEV(電気自動車)化や産業界におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)化の加速で電子部品需要が高まっていることから、全体として堅調に推移。売上高は前年同期比34.4%増の309億1800万円、営業利益は同3.2倍の21億8700万円だった。

消費物流事業は、新たに動き出したメディカル関連ビジネスが業績に寄与したほか、新型コロナウイルス感染拡大に伴う在宅時間の増加による宅配サービスが高水準で推移したことから、売上高は同1.5%増の135億6400万円、営業利益は同7.0%増の6億2300万円だった。

2022年3月期の通期連結業績予想は、ことし4月30日公表の前回予想数値を据え置いた。