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中堅物流企業の中間決算、10/29は6社

2021年10月29日 (金)

財務・人事通期売上規模が500億円未満の上場物流企業のうち、10月29日に四半期決算を発表したのは6社。

社名売上高(百万円)増減率営業利益(百万円)増減率四半期純利益(百万円)増減率
川崎近海汽船(3月期中間)20,13010.9%728209.3%53916.6%
【近海部門】貨物輸送量が減少した一方で、市況の上昇が続き、運賃収入や貸船料が増加した。
【内航部門】売上高は前年同期に比べて5.8%の増収の138億3500万円となった。前年同期に比べて入渠費や減価償却費が減少した一方、燃料油価格の高騰による燃料費の増加などがあった。
内外トランスライン(12月期第3四半期)24,50753.8%2,647199.3%1,880186.7%
船会社と交渉して全力で海上コンテナスペースの確保に努めてまいったところ、既存顧客だけでなく新規顧客の需要にも対応することができ、数量、売上ともに前年を大きく上回る水準で推移した。
明治海運(3月期中間)20,3295.5%1,30030.5%61956.5%
外航海運業部門は、前年度に完成・取得した船舶の稼働増に加え、タンカー1隻、LNG運搬船2隻の新規稼働もあり、売上高は189億6900万円(前年同四半期比12.4%増)となり、外航海運業利益は24億9500万円(前年同四半期比14.3%増)となった。また、特別損益として、連結子会社が所有する船舶1隻の船舶売却益3500万円を計上している。
ヒガシトゥエンティワン12,44710.8%71469.1%53558.8%
「新型コロナウイルス感染症の収束時期が見通せない状況」(ヒガシトゥエンティワン)だが、中期経営計画2023達成に向けた業容拡大、経費削減への取り組みや業務効率上昇を推進した結果、売上高、利益ともに前年同期を上回った。
サンリツ(3月期中間)8,73723.7%624203.4%480182.1%
前年大幅に取り扱いが減少していた工作機械が復調したことに加え、半導体製造装置、小型精密機器の取り扱いも増加したことにより、売上高、営業利益ともに増加した。
アサガミ(3月期中間)16,80115.7%237-△259-
物流事業では鋼材・建設機械関連などの輸送量が増加した。