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サカイ引越2Q、増収確保も外注負担増で減益に

2021年10月29日 (金)

財務・人事サカイ引越センターが10月29日発表した2022年3月期第2四半期累計連結決算は、売上高が前年同期比4.9%増の504億9200万円、営業利益が同17.5%減の48億5900万円、経常利益が同14.8%減の51億9400万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同20.6%減の32億3100万円で増収減益だった。

作業件数は前年同期比3.2%増の42万350件、引越単価は同1.8%上昇した。

ことし3月から4月にかけての繁忙期対応として、インターネット受注に注力することで受注件数の確保を図ったものの、3月末に新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除されると、法人取引先より想定以上の受注があり従業員の負荷が増加。4月以降は感染症対策と従業員の労働時間に配慮して受注を取り込んだ結果、外注費をはじめとする経費負担が増えて利益を圧迫した。

さらに、オリンピック・パラリンピック東京大会期間中に関東圏での受付件数が減少し稼働率が低下したことも響いた。