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安田倉庫2Q、倉庫業堅調で増収も営業原価増で減益

2021年11月5日 (金)

(出所:安田倉庫)

財務・人事安田倉庫が5日発表した2022年3月期第2四半期累計連結決算は、営業収益が前年同期比10.0%増の251億4400万円、営業利益が同13.6%減の13億9200万円、経常利益が同4.7%減の19億8800万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同5.9%減の12億7000万円で増収減益だった。

主力の物流事業は、前年度に新設した物流施設が稼働したことに加えて、海上コンテナ不足による海上運賃の高騰や航空輸送の増加などにより倉庫保管料や作業料、陸運料、国際貨物取扱料が増加したことから、営業収益は前年同期比9.6%増の218億8800万円となった。一方で、物流施設の新設に伴う各種営業原価の増加などにより、セグメント利益は同2.1%減の14億9300万円で増収減益となった。

不動産事業は施工工事の増加や既存施設の稼働率維持を進めたことから、営業収益は同11.3%増の35億1300万円、セグメント利益は同4.2%増の11億2700万円で増収増益となった。

2022年3月期の通期連結業績予想については、ことし5月7日に公表した前回予想数値を据え置いた。