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SBS3Q、好調な物流事業反映し3年連続の増収増益

2021年11月10日 (水)

(出所:SBSホールディングス)

財務・人事SBSホールディングスが10日発表した2021年12月期第3四半期累計連結決算は、売上高が前年同期比56.4%増の2997億6100万円、営業利益が同2.1倍の175億5900万円、経常利益が同2.1倍の177億7200万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同82.2%増の97億6900万円で、第3四半期累計では3年連続の増収増益だった。

主力の物流事業は、売上高が前年同期比56.1%増の2774億5300万円、営業利益は同2.9倍の115億4200万円で増収増益だった。SBS東芝ロジスティクスと東洋運輸倉庫の新規連結に加えて、新型コロナウイルス感染拡大による経済停滞からの回復による取扱量の増加、さらに即日配送事業におけるEC(電子商取引)需要の取り込みなどが奏功した。

不動産事業も、売上高が同86.7%増の164億7600万円、営業利益が同41.0%増の60億100万円で増収増益。南港物流センター(大阪市住之江区)の信託受益権の譲渡による収益が前期の物流不動産流動化における実績を上回った。

2021年12月期の通期連結業績予想は、ことし8月6日公表の前回予想数値を据え置いた。