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国際航空貨物10月、輸出総重量23.2%増と回復基調

2021年11月22日 (月)

調査・データ

航空貨物運送協会(JAFA)が19日発表した、ことし10月の国際航空貨物取扱実績によると、混載貨物の輸出件数は24万5982件(前年同月比6.1%増)で、総重量は9806万2764キログラム(同23.2%増)となった。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済停滞からの回復が鮮明になっていることを反映している。

主要仕向先別の件数と輸出重量は、米州向けが4万3093件(同14.3%増)、2086万4930キログラム(同36.6%増)。欧米・中近東・アフリカ向けが3万3391件(同10.7%増)、1701万9111キログラム(同36.8%増)。中国を含むアジア太平洋向けが16万9498件(同3.3%増)、6017万8723キログラム(同16.1%増)だった。

10月の輸入件数は18万1975件(同0.2%増)、総重量は8706万3906キログラム(同22.8%増)だった。通関場所別では、東日本が12万8607件(同2.5%減)、5971万1424キログラム(同25.4%増)。中部が1万3766件(同1.9%増)、614万2280キログラム(同31.7%増)。関西が3万4892件(同8.6%増)、1953万1218キログラム(同14.0%増)。九州が4710件(同12.7%増)、167万8984キログラム(同15.3%増)。