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富士通系、フォーク危険運転のAI採点システム開発

2021年11月24日 (水)

▲運転評価のアウトプットイメージ(出所:富士通クラウドテクノロジーズ)

サービス・商品富士通クラウドテクノロジーズ(川崎市幸区)は、フォークリフトの危険運転をAI(人工知能)が採点するサービス「安全荷役AI フォークバディ」のトライアル受付を開始したと発表した。

作業員や荷物、各種資材などが並ぶ物流センターなどの現場では、フォークリフトによる接触などの事故が多発しており、安全な作業環境の創出が課題になっている。

これまで人手で評価していた運転評価業務を効率化することにより、大幅な工数削減と事故削減、安全意識の醸成を実現する。

安全荷役AIフォークバディは、物流業などの現場におけるフォークリフト業務の安全対策を支援するサービス。映像をAIで解析することで荷役に関する危険を検知するほか、映像を解析に使うことでセンサーだけでは検知しにくい荷役や周囲の作業員に関する危険操作を検知することが可能だ。

解析した結果に基づき、危険操作ごとに安全係数を算出しレポートを作成。危険操作の実際の映像を併用することで乗務員が納得できるフィードバックが可能になるのが特徴だ。事故原因の分析ではなく、運転業務を定常的に評価することで、日々の運転に潜む危険な行動を検知して改善につなげる。

サービスのトライアル価格は、5人(2か月)プラン3万3000円、10人(2か月)プラン6万6000円。12月17日までに問い合わせフォームより申し込む。

「安全荷役AI フォークバディ」トライアル問い合わせフォーム

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