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豊田自動織機、カウンター式自動運転フォーク開発

2019年10月8日 (火)

サービス・商品豊田自動織機は8日、開発中のカウンター式自動運転フォークリフトを同社のトレーニング施設(愛知県半田市)で公開した。同社は農業分野で自動化・省人化の研究開発を行う「露地野菜生産ロボット化コンソーシアム」に2016年から参画しており、2020年には自動運転フォークリフトによるトラック積み込みの実証実験を開始するという。

今回公開したフォークリフトは、複数の位置検出装置を組み合わせることで、屋内・屋外での稼働を可能としたほか、画像認識・AI技術を活用することで、荷物の位置や荷台の傾斜角度が一定でない状況下でも自動で荷役作業を可能とした。今後は、実証実験から得られる課題をもとに改良を進め、早期の実用化を目指す。

▲自動運転でキャベツの入ったパレットをトラックに積み付ける様子(北海道・鹿追町の評価会にて、出所:豊田自動織機)