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ギークプラス「EVE」、国内シェア3年連続トップに

2021年11月26日 (金)

(出所:ギークプラス)

調査・データギークプラス(東京都渋谷区)は25日、富士経済の「2022年版 次世代物流ビジネス・システムの実態と将来展望」調査で、ピッキングロボット「EVE」(イブ)シリーズの20年の市場占有率が76.9%となり、3年連続でシェアトップを獲得したと発表した。

ギークプラスは、ナイキや大和ハウス、トヨタ自動車などにEVEシリーズを提供している。ギークプラスは、今回の3年連続となる販売台数シェアトップ獲得について、「顧客ニーズに対応し満足度の高いサービスの提供を目指し、ピッキングロボットの開発や製品の改良を続けてきた成果」としている。

ロボットを使った最新型物流システムは20年度以降、市場拡大が期待されていたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済活動の停滞により、導入を検討していた企業も設備投資を先送りにせざるを得ない状況下のもと、市場は前年のほぼ横ばいで着地しているのが現状だ。

とはいえ、コロナ禍による「巣ごもり需要」の高まりや消費スタイル多様化の進展により、高まるEC(電子商取引)需要は右肩上がりで推移すると想定。低コスト・短期間での導入や在庫量に合わせたロボットエリアの拡張性など、AGV(無人搬送車)の特徴が中小企業のニーズと適合していることから、さらなる市場拡大が期待できる。

ギークプラスはこうした状況を踏まえて、今後もロボットのさらなる普及を推進していく。

■ギークプラスの製品紹介動画