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フォークリフト安全向上へ機能拡充、三井情報

2021年12月24日 (金)

サービス・商品三井情報(東京都)は21日、フォークリフト業務の安全性や稼働監視を遠隔管理するサービス「FORKERS」(フォーカーズ)の最新版「V3」の提供を始めたと発表した。倉庫内などでの事故防止と業務効率化に寄与する機能を拡充し、物流現場でのIoT活用を加速させる。

フォーカーズは、オペレーターが危険運転するとブザーで警告し、管理者へ危険運転時の動画を自動報告などする安全運用支援ツール。今回追加された機能は、「ライブカメラによるリアルタイムな監視」、「位置情報/地図情報を使った走行記録」、「カスタマイズ性向上による他クラウドサービスとの連携」の3点。

フォークリフトやトラックに実装したり、倉庫現場に取り付けたりしたカメラを通じて、管理者が時間や場所を問わず現場の状況確認が可能となった。管理画面を使ってフォークリフトのリアルタイムな位置情報や走行軌跡から、稼働確認、危険運転の場所まで把握できるほか、顧客の業務や組織体制に応じて、各種クラウドソリューションとデータ、サービスとも連携できる機能を加えた。

 

このほか、管理画面でデザイン変更が可能になったことで、表示速度や操作性を高めて映像での監視機能を向上させた。リアルタイムでの映像配信は、フォークリフトだけでなく倉庫やトラックなどを監視・管理するシステムとしても利用でき、「物流拠点全体で導入することで、物流総合管理プラットフォームとして活用できる」(同社)としている。