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関通がEC向け拠点の展開加速、新会社立ち上げ

2022年1月17日 (月)

EC関通は14日、日本GLPグループが埼玉県所沢市で開発中の賃貸物流施設「GLP所沢」(仮称)のうち倉庫スペース7673坪と事務所スペース275坪を借り受け、「関東新物流センター」(仮称)として開設すると発表した。

賃貸借期間は2024年7月から35年6月末まで。敷金は2億400万円、賃料は非公表となっている。新拠点では、EC需要に対応するための物流設備導入費として2億5000万円を投じる計画。昨年12月14日に発表した冷凍冷蔵物流センター新設用地(所沢市)の取得方針については、「取得のための諸条件」(関通)が整わなかったとして、見送ることを決めた。

同社はこれまで関西・首都圏で16か所の物流センターを展開し、主にEC・通販事業者向けの物流支援サービスを提供してきたが、関東新物流センターの開設計画などもあって急ピッチで業容が拡大している。

(イメージ)

こうしてグループ事業が膨張してきたこと受け、同社は自社運営拠点の施設管理を内製化していくとともに、物流センター繁忙時期の波動対応に機動性を持たせる方針を固め、増加する自社運営拠点の物流センターの設備管理、同物流センターの業務の一部を受託する子会社として「関通ビジネスサービス」を新設。3月1日に設立し、同月中にも業務を開始。関通グループの施設管理と物流業務をミッションとする。