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「フィジカルインターネットで物流効率化」会合

2022年2月3日 (木)

(イメージ)

行政・団体経済産業省と国土交通省は2日、2040年を目標とした物流のあるべき将来像として、国内における「フィジカルインターネット」の実現に向けたロードマップを策定する「第5回フィジカルインターネット実現会議」を2月9日に開催すると発表した。

電子商取引の増加や人口減少に伴う労働力不足の深刻化により物流における需給バランスの崩壊リスクが指摘されている。こうしたリスクが現実化すれば、物流機能の維持が困難となり社会全体の成長を阻むおそれがある。

政府はこうした事態を回避し、物流を産業競争力の源泉としていくためには、オールジャパンで大規模・長期・計画的に物流の効率化を徹底していくことが必要不可欠であるとの認識で、施策の構築を進めている。

こうした観点から、40年を目標とした物流のあるべき将来像として、我が国における「フィジカルインターネット」の実現に向けたロードマップを策定することを目的とするフィジカルインターネット実現会議を開催する。

5回目となる今回の会合は、伊藤忠商事とNECが物流効率化に向けた取り組みを紹介。続いて、「フィジカルインターネット・ロードマップ案」を提示し意見交換を行う。

会合日程は2月9日15時から17時30分まで。オンラインで開催する。傍聴希望者は2月8日正午までに氏名や登録メールアドレス、会社名などを登録フォームに記載する。