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Yper、配送ロボ遠隔操作PJが都の5G推進事業に採択

2022年2月4日 (金)

(出所:Yper)

調査・データYper(イーパー、東京都渋谷区)は4日、東京都が推進する「5G(第5世代移動通信システム)技術活用型開発等促進事業」に採択された社会実装プログラムにおいて、同社が開発する自動配送ロボット「LOMBY」(ロンビー)を用いた3件のプロジェクトが採択されたことを発表した。

2024年3月までの間に、「飲食店から集合住宅へのフードデリバリー」「大学構内での宅配物配送」「商業ビル内でエレベーターを活用した館内配送」の3つの実証実験を行い、地方からの遠隔監視による自律走行や、遠隔操作を検証する。5G技術を活用することで、リアルタイムで鮮明な画像を見ながら遠隔操作できるため、より安全で正確な運用が可能となるほか、ラストワンマイルの人手不足の解消にも貢献する。

同社が参加する社会実装プログラム「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」(ゴー・ビヨンド・ディメンションズ・トーキョー)は、最長で3年の長期伴走支援により、5G技術を用いたイノベーションの街中実装を目指すもので、LOMBYの実証プロジェクトには、ジェイアール東日本都市開発、東京都立大学、三菱地所の3者が協力する。