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NXHD、22年12月期営業利益1000億円に

2022年2月14日 (月)

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財務・人事NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は14日、2022年12月期の連結業績予想を発表した。売上高を2兆3600億円、営業利益を1000億円、経常利益を1030億円、親会社株主に帰属する当期純利益を1110億円とした。

売上高予想の内訳は、ロジスティクス事業2兆626億円▽警備輸送690億円▽重量品建設485億円▽物流サポート3758億円。ロジスティクスを地域別でみると、日本1兆3490億円▽米州1165億円▽欧州1857億円▽東アジア2295億円▽南アジア・オセアニア1819億円。

営業利益予想の内訳は、ロジスティクス事業982億円▽警備輸送3億円▽重量品建設60億円▽物流サポート118億円。ロジスティクスを地域別でみると、日本602億円▽米州64億円▽欧州86億円▽東アジア88億円▽南アジア・オセアニア142億円。ロジスティクス事業の営業利益率は4.8%。

2022年12月期の配当予想は、第2四半期末に1株あたり250円、期末に150円で年間400円とした。第2四半期の配当については創業150周年とことし1月4日の持株会社制移行に伴う記念配当150円を含む。

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なお、NIPPON EXPRESSホールディングスは14日、2021年12月期(21年4月1日から12月31日まで)の日本通運の連結決算を発表した。売上高は1兆7632億8200万円、営業利益は687億5400万円、経常利益は736億2700万円、親会社株主に帰属する当期純利益は540億4900万円だった。

日本では、航空・船舶利用費や燃油単価の上昇があったものの、航空・海運貨物の取り扱いが増加した。海外は、米州や欧州、東アジア、南アジア・オセアニアで航空貨物の取り扱いが好調に推移した。警備輸送は設定便や集配金業務が減少。重量品建設はプラント関連工事が落ち込んだ。物流サポートは、石油販売単価の上昇や物流機器販売が堅調だった。