サービス・商品EC(電子商取引)ビジネスの自動化型DX(デジタルトランスフォーメーション)サービスを提供するコマースロボティクス(東京都港区)は15日、EC専用iPaaS(アイパース)「コマースロボ」の第3弾として受注ロボット「コマースロボ」単体版の提供を開始したと発表した。
iPaaSは、複数のシステムやアプリケーション間でデータ連携を行うことを可能にするクラウドサービス型データインテグレーションプラットフォーム。
先行して提供を始めたEC専用SCM(サプライチェーンマネジメント)ロボットから受注ロボットを単体で利用することができ、各種WMS(倉庫管理システム)との連携が可能となった。API、SFTP、FTP、S3の4種類の接続方式で自動連携が可能。荷主と倉庫のデータ連携の自動化に貢献する取り組みとして注目を集めそうだ。
今回のコマースロボ単体版の提供開始により、自社WMSを所有している倉庫事業者または物流委託しているEC事業者も受注ロボットの利用が可能になった。無料で使えるプランも用意し、ShopifyなどのD2CスタートアップのEC事業者をコスト面で支援する。