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JR東が新幹線即日輸送、長野の地酒を都内で販売

2022年3月10日 (木)

(イメージ)

国内東日本旅客鉄道(JR東日本)長野支社は3月15日からの2日間、北陸新幹線「あさま」で長野県産の日本酒を東京都内に直送して販売すると発表した。新幹線を活用した即日輸送サービス「はこビュン」の一環で、今回の輸送では始発となる長野駅(長野市)だけでなく、途中駅の上田駅(長野県上田市)と佐久平駅(佐久市)で商品を積み込む試みも実施する。

両日とも長野駅を11時27分に出発し、東京駅に13時12分に到着する「あさま614号」で輸送。長野駅と上田駅、佐久平駅で全10種類の酒を積み込み、「のもの上野店」「のもの秋葉原店」「NewDays(ニューデイズ)グランスタ東京北通路店」で準備ができ次第販売を始める。

JR旅客各社は、新幹線を活用した貨客混載輸送による、沿線の特産品を大都市のターミナル駅などで販売する取り組みを展開。新型コロナウイルスの感染収束が進まない状況下、ビジネスや観光需要が回復せず旅客収入が伸び悩むなかで、各社はこうしたサービスによる新たな新幹線の収益モデルを模索している。