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新幹線で山形から東京へ、JR東がサクランボ輸送

2020年6月18日 (木)

▲地産品ショップ「のもの」

ロジスティクス東日本旅客鉄道(JR東日本)は18日、山形県、JA全農山形、日本郵便と連携し、新型コロナウイルスの影響を受ける山形県内のサクランボ生産者に対して新幹線物流を活用した輸送・販売支援を実施する、と発表した。

この取り組みでは、日本郵便が生産者から持ち込まれたサクランボを仙台駅まで輸送、JR東日本が東北新幹線を利用して東京駅まで輸送し、JR東日本商事が上野駅・東京駅の地産品ショップ「のものマルシェ」「のもの東京駅グランスタ丸の内店」で販売する。価格は200グラム850円(税込)で、販売期間は6月25日・26日の2日間。

▲サクランボ輸送の工程(出所:JR東日本)

このほか、日本郵便の提携農家のサクランボをJR東日本グループのECサイト「JREモール」で、6月20日から24日までの期間限定で販売する。価格は700グラム4400円(送料込・税込)。

JR東日本では、新型コロナウイルスの影響でサクランボ狩りの観光客が激減した農家に訪問し、収穫作業の手伝いをする活動に同社社員81人が参加している。

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