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センコーGHD、初の賃貸物流施設を大阪で完工

2022年3月15日 (火)

拠点・施設センコーグループホールディングス(センコーGHD)は15日、「センコー泉南PDセンター」(大阪府泉南市)の建設工事が完了したと発表した。施設はグループ会社のセンコー(大阪市北区)に貸し出す。センコーGHDはグループへより高品質で低コストな施設を提供するため、物流施設の賃貸事業をスタート。新センターは物流施設の賃貸物件の第1号となる。

▲センコー泉南PDセンター(出所:センコーGHD)

新センターは阪神高速道路湾岸線「泉佐野南インターチェンジ」から5キロに位置し、大阪市中心部をはじめ、兵庫、奈良、和歌山など関西各県への移動がしやすい。関西国際空港や大阪港など主要な貨物拠点へのアクセスも良好で、輸出入貨物の取扱拠点としての利便性も併せ持つ。洪水や土砂災害、津波などハザードマップの危険エリアからは外れているなど、BCP(事業継続計画)の観点でも優位性が高い。

環境面では、施設屋上に太陽光パネルを敷いて新センターで使用する電力とするほか、余剰電力をグループ間で融通する取り組みを関西電力と共同でことし4月1日に開始。センコーが兵庫県内に抱える物流施設2か所などに電力を供給。同グループ間で資源を有効活用することで経営の効率化につなげるとともに、脱炭素社会の実現にグループ全体で取り組んでいく。

センコー泉南PDセンターの概要
所在地:大阪府泉南市北野2-4-2
構造:SRC造、地上6階建て
敷地面積:1万8172平方メートル
延床面積:3万3955平方メートル
倉庫面積:2万8846平方メートル
設備:両面バース36台分、クライミングレベラー1台、ドックレベラー5台、非常用自家発電設備(260キロボルトアンペア)、太陽光パネル、移動ラック
貸主:センコーグループホールディングス