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KYBURZ製EVが日本初上陸、4月に販売受付開始

2022年3月28日 (月)

国内KYBURZ(キーバス)日本総代理店のイベンタス(神奈川県鎌倉市)は、ラストワンマイル業務への活用を意識したキーバス製EV(電気自動車)の一般向け販売受付を4月1日に開始すると発表した。「新しい生活様式」の時代を迎えて、ラストワンマイル輸送のさらなる充実が求められるなかで、世界の車両メーカーによる積極的な参入が進む可能性もある。

(出所:シード・イノベーション)

キーバスが日本市場に本格参入する。キーバス製EVはスイスの全郵便局で採用されているほか、ドイツやベルギー、オーストリア、ノルウェーなど欧州各国だけでなくオーストラリア、ニュージーランド、タイの郵便局など広範囲にシェアを広げている。

日本ではイベンタスが総代理店契約を締結。水面下で大手物流企業をはじめとする大手各社との交渉を進めている。大手企業だけでなくラストワンマイルの物流を担う小規模事業者や個人事業主からのニーズにも対応する。

キーバス製EVの特徴としては、車両単体でフロント30キロ▽リア120キロ▽専用トレーラー150キロ――の積載重量を確保。回生ブレーキを活用した高速走行や、山岳部で積雪地帯の多い過酷なスイスでの低故障率・低事故率の高性能を前面に出して日本市場に訴求する。安全性の高いバッテリーを搭載するほか、部品交換の容易な高いメンテナンス性能もポイントだ。

KYBURZ製EVの商品ラインナップ