UDトラックス、働き方の多様化促し中途採用増加

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財務・人事UDトラックス（埼玉県上尾市）は6日、2021年の中途採用比率が49.4％と過去最高を更新したと発表した。中途採用を積極的に進めることで、外面や内面に捉われず個を尊重するダイバーシティ&インクルージョン（D&I）の文化を醸成し、各々の立場や生活環境に応じた働き方の多様性に適応する。

D&I推進の取り組みとして、同社は2014年から年に一度「D&Iウィーク」と称した期間を設けてセミナーやイベントを開催。全国の女性社員が職場環境についての意見交換や、自分の国の文化を発表する場を設けるなど様々な催しを開いている。

働き方の多様化にも注力しており、15年には日本型の雇用慣行である年功序列を廃止し、職務や就労条件などを明確に定めたジョブ型雇用を導入した。新卒採用も職種別による採用を取り入れるなど、ミスマッチの低減を実現している。

同社は「性別、国籍、年齢、民族、性的指向、心身の障害、経歴、経験などにかかわらず、誰もが等しく働くことのできる環境、そして一人ひとりの情熱と才能が尊重され解放され、誰一人取り残さない社会の実現を目指していく」としている。