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荷主とフォワーダーのマッチング事業、日新が参画

2022年4月12日 (火)

サービス・商品荷主企業と大手フォワーダーとのマッチングプラットフォーム「LOGI-CONEX」(ロジコネックス)を運営する3CF&Co.(スリーシーエフアンドシーオー、東京都世田谷区)は12日、日新との協業を開始したと発表した。

荷主企業からフォワーダーへの輸送手配指示は、電話やメール、ファックスを通じて行われるケースが多く、伝達される情報の網羅性や正確性に課題があった。業務の手戻りが発生するなど、フォワーダーと荷主企業の双方で業務負荷の高い状態が日常化するなど、現場業務の効率化を図る必要があった。

こうした課題の解決に向けて、大手荷主企業やフォワーダーが業務の標準化・デジタル化を推進する動きが広がりつつあるものの、中小の荷主企業ではシステムの導入負荷が高く、荷主企業やフォワーダーが利用するシステムもそれぞれ異なるため、業界全体の効率化には未だ高いハードルがあるのが実情だ。

スリーシーエフアンドシーオーは、荷主企業と複数の大手フォワーダーとの輸送手配業務を標準化することで、物流業界全体の業務効率の向上を実現。大手フォワーダー各社からの相見積りの取得や、フォワーダーへの発注・輸送手配の指示による輸送手配の最適化や業務コストの一元管理を可能にする。さらに、今後は船積予約業務の電子化や輸送の可視化による業務しやすい環境のさらなる創出も図っていく。

▲ロジコネックスのサンプル画面(出所:スリーシーエフアンドシーオー)