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経営施策を提言する物流業界本、コンサルが執筆

2022年4月21日 (木)

(出所:タナベ経営)

国内経営コンサルタント大手のタナベ経営は20日、同社で物流会社の経営コンサルティングに携わる土井大輔氏の著書「物流業4つのサステナブル・ビジネスモデル」を発売すると発表した。

新型コロナウイルス禍やロシアによるウクライナ侵攻などによる世界情勢の混乱、トラックドライバー不足や遅れをとっているDX(デジタルトランスフォーメーション)の状況など、物流業界をめぐる経営課題が山積している現状を受けて、著者は物流会社が「選ばれる理由」を定義し直すことが必要と主張。持続可能なビジネスモデルを実際の企業事例を交えて解説し、受注型から脱却して自社の価値を打ち出すための施策を提言する。

著書では、物流会社の持続可能なビジネスモデルとして、「物流+αモデル」「サービス特化モデル」「ドメイン特化モデル」「本業拡大モデル」の4タイプを紹介。事例として取り上げられる物流企業は、丸和運輸機関、KUBOXT(クボックス、広島市西区)、ビーイングホールディングス、日東物流(東京都千代田区)、関通、関空運輸(大阪府泉佐野市)、ヒガシトゥエンティワン、シーアール物流(岡山市中区)――の8社。

著者の土井氏は、タナベ経営でストラテジー&ドメインコンサルティング事業部本部長代理、2016年に自身が立ち上げた物流経営研究会のリーダーを兼任する。研究会立ち上げ後は物流業のサステナブルモデル開発に注力してきた。

■「物流業4つのサステナブル・ビジネスモデル」概要
著者:土井大輔(タナベ経営ストラテジー&ドメインコンサルティング事業部本部長代理兼物流経営研究会リーダー)
編集:タナベ経営物流ドメインコンサルティングチーム
発行:ダイヤモンド
定価:1760円(税抜)