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JR東、鉄道開業150年記念の貨物線を旅する列車運行

2022年4月22日 (金)

国内東日本旅客鉄道(JR東日本)横浜支社は21日、鉄道開業150年を記念して、貨物線を旅する団体専用臨時列車「鉄道開業150年記念号」を6月4日から2日間運行すると発表した。

鉄道発祥の地である横浜を出発。尻手短絡線や東海道貨物線など、普段は旅客列車が走行することのない貨物線を経由しながら、鉄道開業150年記念ヘッドマークをつけた臨時列車を運行する。

貨物線ならではの車窓を楽しむことができるほか、鉄道貨物の機能を学ぶ機会にもなりそうだ。横浜駅を発着点に、沿岸部や東海道線に並行する貨物専用線を経由。根府川駅と茅ヶ崎駅ではプラットフォームに降りることもできる。

▲路線イメージ(出所:東日本旅客鉄道)

▲東華軒記念弁当(出所:東日本旅客鉄道)

車内では、鉄道開業当時の制服を再現した「レトロ調制服」を着用したスタッフによるおもてなしや、鉄道の歴史にまつわる車内放送を楽しめる。1888年創業の元祖東海道の駅弁「東華軒」の記念弁当も味わうことができるほか、鉄道と同じく創業150年を迎える湘南唯一の蔵元「熊澤酒造」とのオリジナルコラボグッズを乗客にプレゼントする。

鉄道開業150年記念号は、21年3月に定期列車での運行を終了した特急型「185系電車」で運転。鉄道ファンの気分を盛り上げそうだ。

参加希望者は、JR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」サイトで申し込む。定員はそれぞれ150人で、2人以上での参加が条件。旅行代金は大人ひとり1万5000円、子供ひとり1万4000円。